SPECIAL BOOK GUIDE 書籍シリーズ[認知症plus]続々刊行! [認知症plus]WEBも近々リニューアル!

認知症を持つ人と向き合うことに苦手意識を持っていたり、不安を抱えていたりするけれども、よりよいケアを提供したいと考えている看護・介護職の方にケアのヒントをみつけていただくための新書籍シリーズ[認知症 plus]。第1弾の転倒予防に続いて、第2弾のがん看護、第3弾の回想法は刊行間近。その他のテーマも続々刊行予定です。また、本シリーズ特設サイト[認知症plus]WEBは、内容を充実させ、近々リニューアルする予定です。ご期待ください。

 

書籍シリーズ[認知症plus]の特長

 

●認知症に関連するさまざまな領域から選んだ1テーマを1冊に編集
●最新の知見を基にしたケア技術・実践をわかりやすく紹介

●病院・地域の看護・介護職、管理者など認知症にかかわるすべての方に役立つ

 

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『看護』連載「発信力を高める文章講座」添削希望文章募集! 実践編スタート!

日本看護協会機関誌『看護』において、2019年6月号からはじまった因京子先生の新連載「発信力を高める文章講座 書き始める前に考えること」をご愛読いただいている皆さまにお願いがあります。

同連載は現在、基礎知識編として、実際に書き始める前に何を考えておけばよいのかを毎号お伝えしていますが、こちらがひと区切りついたところで、読者の皆さまから寄せられた文章を実際に添削する実践編がスタートします。

つきましては、ご愛読いただいている皆さまから添削を希望される文章をひろく募集いたします。下記ご確認のうえ、ご応募のほどよろしくお願いいたします。

 

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訪問看護ステーションの経営戦略(18)

訪問看護ステーションの管理者が地域のニーズを的確に捉えて健全

な経営を行い、その理念を実現するために行うべきことを、公認会

計士・税理士・看護師の資格を持つ筆者が解説します。

管理者の訪問回数を
ゼロにする売上高とは

渡邉 尚之

 

皆さんは訪問看護ステーション管理者の理想の訪問回数は何回だと考えていますか。管理者なのだから率先してほかのスタッフより多く訪問するべきだと思いますか、それとも請求業務や書類作成業務が多いため、訪問回数を少なくすべきだと考えますか?

 

管理者の理想の訪問回数は0回

今回は訪問看護ステーションの管理者の訪問回数について、経営の観点から考察します。

 

筆者が考える訪問看護ステーションの管理者の理想の訪問回数は0回です。なぜなら、管理者の役割は管理(マネジメント)だからです。

 

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アンガーマネジメント(5)

怒りの感情と上手に付き合う手法“アンガーマネジメント”を看護職が医療・介護現場で生かすための、基礎知識と看護実践への活用のポイントを解説します。

 

怒りの原因と思考のコントロール

 

2019年6月号の本連載で、私たちには自分がこうしたい・こうありたい、他者にこうしてほしい・こうあってほしいという期待や欲求があり、感情はこれに伴って生まれると説明しました。

では、怒りはどのように生まれ、私たちはこの感情を抱くとき、何に対して怒りを感じるのか、またその理由はなんでしょうか。

次の例で考えてみましょう。

 

〈事例〉在宅療養を希望する入院患者Aさんについて、病院で合同カンファレンスを開催することになった。ケアマネジャーのあなたは、病院の退院支援担当者と連携して日程や出席者を調整したが、開催予定日の数日前に、キーパーソンであるAさんの長男から都合がつかなくなったと連絡があった。

 

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SPECIAL INTERVIEW 『日野原先生から看護をこころざす人に贈る35のメッセージ』刊行!

徳永 惠子さん

宮城大学看護学部名誉教授
日本創傷・オストミー・失禁管理学会名誉会員/
日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会特別会員

 

1973年、聖路加看護大学衛生看護学部卒業(保健師・助産師・看護師)。1981年、米国クリーブランドクリニックPB.Tumbull,School of ET終了。(株)日本スクイブ(現ブリストルマイヤーズ スクイブ)コンバテック事業部学術部。1997年、宮城大学看護学部教授、2001年、同大学大学院看護学研究科教授、2015年3月、同大学退職。

 

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本書は、1999年12月、宮城大学看護学部2年生に向けた故日野原重明先生の特別講演に際し、事前に提出された看護学生からの質問1つひとつに対して記された日野原先生の助言が基となっています。本書の編集にあたられた徳永惠子さんに、日野原先生の教え子としての思い出や、本書誕生のエピソード、編集に込めた思いをうかがいました。