編集のお一人である放射線腫瘍医の佐々木先生は、日々の診療の中で、放射線療法の完遂のためには、患者さんに正しい知識を伝え、不安を取り除き、治療をサポートする看護師さんの力が欠かせないと痛感していたそうで、看護師さんの放射線治療に関する知識とケア力の向上を願って、本書を企画されました。
神戸大学医学部附属病院の医師、看護師だけでなく、歯科医、薬剤師、言語聴覚士、栄養士など多職種に執筆を呼びかけ、7年をかけて実臨床で蓄積してきた経験知が結集した本となりました。
がんに病む人たちの力になりたいという熱い思いで日々の診療に携わっておられるすべての職種の医療者にお勧めしたい1冊です。
『カラーアトラス 目で見て学ぶ 放射線療法の有害反応—多職種チームで実践する治療と患者支援』