コミュニティケア3月号が3月1日に発売しました♪
第1特集では、小児訪問看護の魅力を大特集!!
小児科病棟・NICUなどへの入院が社会問題となる中、小児患者の在宅療養に向けて、訪問看護ステーションへの期待が高まっています。
特集では、まず「総論」で聖路加看護大学の及川郁子先生に小児訪問看護の現状と課題を整理していただきました。及川先生は1999年から小児訪問看護の研究に携わられています。調査研究の結果から、訪問看護師が置かれている現状が浮き彫りにされました。
続く「解説」では、愛媛県松山市で小児訪問看護に積極的に取り組んでいる「訪問看護ステーションほのか」所長の梶原厚子さんに「小児訪問看護のポイント」をインタビュー。小児看護の経験がなかった梶原さんが、どのように小児訪問看護に取り組み、実践してきたのか。「“看護のプロ”として、できないとは言いたくない」との言葉が、とても印象的でした。
さらに、3人の訪問看護師から事例を紹介していただきました。小児の利用者とご両親・きょうだいの生き生きとした生活をサポートしている様子から、小児訪問看護の楽しさややりがいが伝わってきます。
最後に、栃木県宇都宮市で、重度心身障がい児者のレスパイトケア施設の運営にも取り組む「ひばりクリニック」の髙橋昭彦先生に、小児在宅医療の課題と訪問看護師への期待をうかがいました。まだまだ大きな課題もありますが、少しずつ前進して、地域が変わっていることを感じられた取材でした。
「小児の利用者の依頼があるけれど、経験がないし、どうしようかな…」と戸惑っている方、ぜひ本特集をご覧ください!
きっと、一歩踏み出せるはずです^^