【SPECIAL BOOK GUIDE】リスクマネジメントの視点で見直す! 看護記録と、インシデントレポート・医療事故報告書の書き方

 

 

看護記録を問い直す

 

「看護記録」は、患者を主体とする日々の看護実践を証明し、その継続性・一貫性を担保するとともに、実践内容の評価と質向上を目的としています。一方、インシデントや事故が起きた際には、「そのとき何が起きたのか」という事実を伝えるという意味で重要な役割を果たします。

 

本書1章では「看護記録」の意味を確認し、2章・3章でリスクマネジメントの視点を踏まえた書き方・見直し方のポイントを整理します。

 

インシデントレポートと医療事故報告書の

作成プロセスが見える

 

インシデントはすべての看護職が当事者になり得ますが、「インシデントレポート」の書き方にはばらつきがあるようです。

 

4章では「インシデントレポート」と「医療事故報告書」の目的や様式、「病院等において把握すべき重大事象」等について解説した上で、「インシデントレポート」の書き方・見直し方のポイントを提示します。仕上げていくプロセスがよくわかるよう、記載例を多数挙げました。

 

さらに「医療事故報告書」作成については、インシデントレポートの読み方、当事者・部署への問い合わせや対面での聞き取りのポイント、それらを踏まえた報告書の作成を、順を追って解説します。

 

5章では、医療事故情報収集等事業で実際に報告された内容をもとに、「当事者が最初に書いたインシデントレポート」→「添削後のインシデントレポート」→「医療事故報告書」の流れで、10事例を紹介します。

 

「記録の整備」は、令和8年医療法施行規則の一部改正でも注目されています。医療安全や記録に関する「コラム」も参考に、各施設の「記録のあり方」の見直しに、ぜひご活用ください。

 

 

新刊情報

リスクマネジメントの視点で見直す!

看護記録と、インシデントレポート・ 医療事故報告書の書き方

 

 

坂井浩美・山﨑啓子・

井上純子著

B5判・188頁

定価3,520円

(3,200円+税10%)

ISBN978-4-8180-2979-8

日本看護協会出版会(Tel.0436-23-3271)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Contents

◆1章:看護記録

◆2章:看護記録とリスクマネジメント

◆3章:リスクマネジメントの視点で見直す看護記録の書き方

◆4章:リスクマネジメントの視点で見直すインシデントレポート・医療事故報告書の書き方

◆5章:インシデントレポート・医療事故報告書の具体例

(転倒の事例/食事の誤嚥の事例/人工呼吸器のアラーム対応の事例/薬剤の投与量を誤った事例/薬剤の取り違えの事例/ドレーン・チューブの事例など)

 

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