看護師のバイブル『看護の基本となるもの』を著したアメリカの看護理論家ヴァージニア・ヘンダーソンは、弊社ととてもゆかりが深い方です。そこで弊社では、ヘンダーソン氏の没後20年(2016年)、生誕120年(2017年)を記念して、著作3冊と映像DVDを収めたコレクションBOXを刊行しました。ここでは山あり谷ありだった制作秘話(?)をご紹介します。
看護師のバイブル『看護の基本となるもの』を著したアメリカの看護理論家ヴァージニア・ヘンダーソンは、弊社ととてもゆかりが深い方です。そこで弊社では、ヘンダーソン氏の没後20年(2016年)、生誕120年(2017年)を記念して、著作3冊と映像DVDを収めたコレクションBOXを刊行しました。ここでは山あり谷ありだった制作秘話(?)をご紹介します。
早いもので今年も残すところあとわずかです。
いつもは忙しくて、本を読む時間も気力もない……という方でも、年末年始は比較的ゆっくり過ごせる、ということもあるかもしれません。
年の初めに、新たな気持ちで「看護の原点」について振り返ってみてはいかがでしょうか。
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阿部 幸恵さん
東京医科大学医学部看護学科/
大学病院シミュレーションセンター 教授
防衛医科大学高等看護学院卒業。循環器、救命救急、高齢者施設、保育園で臨床を経験。1997年からの9年間は大学および大学院に在籍し、小学校教員免許、児童学博士を取得。2006年以降、全医療者・医療系学生対象のシミュレーション教育に携わる。2011年琉球大学医学部附属病院地域医療教育開発講座准教授、2012年同講座教授およびおきなわクリニカルシミュレーションセンター副センター長、2014年東京医科大学病院シミュレーションセンターセンター長を経て、2017年より現職。
これからの臨床には“自分の頭で考え実践できる”看護師が必要との思いから、『新人・学生の思考力を伸ばす指導』を上梓した阿部幸恵さんに、教育/指導に関する現状の課題や、看護師の思考・行為を言語化する重要性についてうかがいました。
アメリカの看護理論家ヴァージニア・ヘンダーソン(1897〜1996)の看護理論を学生時代に学んだという方は多いでしょう。2016年はヘンダーソンの没後20年、2017年は生誕120年であり、これを記念して弊社ではヘンダーソン関連の書籍を新装および再編集して記念出版する予定です。
その第1弾として、2016年12月に『看護の基本となるもの』を10年ぶりに新装し、刊行いたしました。原著の初版は1960年、邦訳の初版は1961年、それから半世紀以上、看護師たちに連綿と読み継がれてきた本書の生まれた背景とその後の変遷をご紹介します。