【編集部オススメBOOKs】vol.30 「院内助産・助産師外来ガイドライン2018」公表!

旧ガイドライン公表から10年。社会情勢の著しい変化とともに、妊産褥婦と家族のニーズも複雑化、多様化しています。そのケアに当たる助産師には、高い専門性や実践能力がますます求められるようになりました。

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訪問看護ステーションの経営戦略(5)

訪問看護ステーションの管理者が地域のニーズを的確に捉えて健全

な経営を行い、その理念を実現するために行うべきことを、公認会

計士・税理士・看護師の資格を持つ筆者が解説します。

SWOT分析をしてみよう

渡邉 尚之

 

 

経営戦略を立案する上でよく使われる手法に「SWOT分析」があります。SWOTとはStrengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の頭文字をとったもので、この4カテゴリーについて事業・組織などの内部環境・外部環境を分析する経営分析手法です。この結果を掛け合わせて(クロスさせて)検討する「クロス分析」との併用により、企業の限りある経営資源の現状分析や将来の事業構想に役立つフレームワーク(枠組み・構造)として活用することができます。今回はSWOT分析、次回はクロス分析について解説します。

 

SWOT分析の優れている点は、フレームワークがシンプルなため理解しやすく、かつその結果が視覚的にわかりやすいことです。自ステーションの強み・弱み、外部環境との関係性などを見える化したいと考える管理者には最適な方法だといえるでしょう。短時間で実施可能なため、ぜひチャレンジしてください。

 

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地域ケアの今(32)

福祉現場をよく知る鳥海房枝さんと、在宅現場をよく知る上野まりさんのお二人が毎月交代で日々の思いを語り、地域での看護のあり方を考えます。

 

「バリア」を「バリュー」に

文:上野まり

 

今年2月に、韓国・平昌でオリンピックが開催され、日本選手はこれまでにない活躍を見せ大いに盛り上がりました。スキーモーグルの原大智選手の銅メダル獲得から始まり、日本最多のメダル13個の獲得に至るまで、たくさんの感動をもらいました。3月にはパラリンピックが開催され、この原稿を書いている今はまだ大会の真最中で、旗手を務めた村岡桃佳選手がアルペンスキーで銀メダルを獲得したニュースが届いたばかりです。今後どのような結果が得られるのか楽しみです。

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SPECIAL WEBSITE GUIDE Web サイト「教養と看護」 特集「ナイチンゲールの越境」を公開中!

 

フローレンス・ナイチンゲールが看護師に求めたものは、社会的に自立した精神と職業への使命感を幅広い次元で実践できる豊かな知識・思考力・行動力でした。幼少より幅広い教養に触れたナイチンゲール。彼女が生きた時代と現代の論点を交差させながら、さまざまな分野の話題を紹介します。

 

「教養と看護」URL http://jnapcdc.com/LA

 

 

情報


 

連載 「続・こうもりの翼とバラの花」

(丸山 健夫)

ナイチンゲールが英国陸軍の衛生問題を改善させるために作成した報告書は、詳細な統計データとわかりやすいグラフなどを駆使した説得力ある文書作成の工夫が施されています。一体それはどのようにして書かれたのか、現存する実物の報告書を紐解きます。http://jnapcdc.com/LA/maruyama_zk/

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【編集部オススメBOOKs】vol.29 制度・政策・研究から 看護の未来がみえる!

 

 

春といえば学会シーズンです。今年も6月に開催される日本看護協会通常総会・全国職能別交流集会に参加予定の方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、通常総会を間近に控える日本看護協会編の本をピックアップ。日本看護協会の取り組みや看護界の動向に興味がある方、実践に役立つ指針や法令を知りたい方、学会発表を考えている方などに、広く読んでいただきたい4冊です。

 

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