【新人看護職員研修にオススメ 】『新人ナースの心構え 第2版』&『新人看護職員研修ノート』活用ガイド

いよいよ4月。新卒ナースの研修準備に大忙しという方も多いのではないでしょうか。ここでは、新人看護職員研修にオススメの2冊とそのセットでの活用法をご紹介します。

 

 

1冊目は、『新人ナースの心構え 第2版』

本書は、新人ナースが抱えやすい悩みや疑問に先輩ナースが答えるQ&A形式で、社会人やナースとしての心構えを解説しています。

▼ポイント

・日本看護協会「看護者の倫理綱領」全15条に基づいた解説

・先輩ナースのあたたかいアドバイスが満載

・すぐに役立つ「新人ナースの基本マナー」収載

(詳細はこちら

 

 

2冊目は、『新人看護職員研修ノート』

本書は、新人ナースの「自己との対話」に役立つハンディサイズの研修手帳(研修ファイル)です。「私が今年度目指すもの」などの記入・貼付、「到達目標」などのチェックができます。

▼ポイント

・「新人看護職員研修ガイドライン(改訂版)」に準拠

・「社会人基礎力を意識するシート」付き

(詳細はこちら

 

 

そして、この2冊を組み合わせることで、新人ナースの自立を促し、成長を助ける、より効果的なテキストとしてご活用いただけます。

 

 

〈心構えを学ぶ読み物+マナー資料集〉である『新人ナースの心構え 第2版』は、研修の予習・復習に、直接、記入や貼付ができる『新人看護職員研修ノート』は研修のワークブックとして、ぜひご活用ください。

 

 

例えば、2冊セットで使用すれば…

〈新人ナースAさんのギモン〉

 

『新人看護職員研修ノート』には、病院の理念を書き込むページがあるけれど、そもそも病院の理念はなぜ知っておくべきなの?

 

『新人ナースの心構え 第2版』の第2章Q1「理念や指針って病院ごとに違うものなの?」の解説を読めば、その理由がわかります!

 

 

『新人看護職員研修ノート』の各項目の予習や復習のために、『新人ナースの心構え 第2版』のどのQ&Aを読めばいいかを示した内容対応表を作成しました。ぜひ、ご参照ください。

★内容対応表はこちら


【今月のオススメ書籍】 春から一歩前に踏み出そうという方にオススメの本

背景を桜の葉っぱ色にしてみました!

東京を皮切りに次々と桜が開花している今日この頃。もうすぐ本格的な春到来です。

 

4月から、起業、独立、そこまで大掛かりでなくても、何かちょっとした新しいことを開始するなど、新しい生活を始めるという方も多いと思います。

新しい取り組みは不安もありますが、わくわくする楽しみもありますね。桜のように美しく花開きたいものです。

 

そこで、今月のオススメ書籍は、春から一歩前に踏み出そうという方にオススメの本を集めました。

 

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月刊誌「コミュニティケア」の好評連載が書籍化! 『訪問看護師ががんになって知った 「生」と「死」のゆらぎ』

訪問看護パリアン看護部長・川越博美氏のエッセイ「訪問看護師ががん患者になって考えた 死にゆく人に寄り添い支えること」が大幅加筆の上、本になりました。闘病、介護・看取り、まちづくり……当事者として向き合ってきた著者ならではの、真摯な言葉に溢れた1冊です。

 

「パリアン」スタッフと本書の完成を喜ぶ著者 (左から3人目)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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暴言・暴力・ハラスメントから 職員を守る段階的対応について、 医療法務弁護士が提案する書を刊行!

 

1956年東京都武蔵野市生まれ。1981年東京大学法学部卒業。1986年弁護士登録(東京弁護士会所属)。1989年井上法律事務所を開設。2004年医療法務弁護士グループ代表に就任。病院顧問弁護士、病院代理人などを務め、昨今の医療への司法介入に対し、医療現場をよく知る立場からMRICなどへの寄稿を通じ警鐘を鳴らし、医療関係者からも多くの支持を得ている。著書に『「医療事故調査制度」法令解釈・実務運用指針Q&A』(マイナビ)、『病院法務部奮闘日誌』(日本医事新報社)などがある。

このたび当社より刊行しました「暴言・暴力・ハラスメントから職員を守る段階的対応」は、すべての医療スタッフが、患者トラブルへの対応と法的知識の基本を理解するための書です。編著者である井上清成弁護士に本書のねらいを述べていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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地域ケアの今⑰

福祉現場をよく知る鳥海房枝さんと、在宅現場をよく知る上野まりさんのお二人が毎月交代で日々の思いを語り、地域での看護のあり方を考えます。

高齢者ケア施設における
業務の合理化の方向性を考える

文:鳥海房枝

 

平成30年度の介護報酬改定に向けた議論を耳にするようになりました。この中で介護現場の人手不足に絡めて記録物の膨大さも取り上げられ、その大幅削減をめざしているそうです。もし、それが実現すれば極めて歓迎すべきことです。

 

私が第三者評価で現場を訪問する際、使い道があいまいなまま何枚もの記録物にタイトルをつけ、それぞれに利用者の名前を書いて“分散管理”している実態を見ることが多くあります。なぜ記録物が増えたのかを職員に尋ねると、「行政指導(監査)で指摘された」という受け身な回答が多いのが事実です。さらに本当にそのように指摘されたのかを聞くと、「これまでの書類を見直さないまま、指摘されたことに応えていったら書類が増えた」という結果にいきつきます。
また、介護保険の加算要件も書類の増加を加速させているように感じます。例えば、「看取り介護加算」はそのよい例でしょう。