看護研究の精度を上げ、かつスピードアップも実現するための1つの有効な方法として、既存の「尺度」を的確に使うことが挙げられます。そもそも「尺度」とは何か、どのような視点で既存の尺度を選ぶか、そして「尺度」を使った調査の結果をどのように分析するかなど、よりよい看護研究に取り組むための「尺度」の使い方のキホンとコツを徹底解説します。
看護研究の精度を上げ、かつスピードアップも実現するための1つの有効な方法として、既存の「尺度」を的確に使うことが挙げられます。そもそも「尺度」とは何か、どのような視点で既存の尺度を選ぶか、そして「尺度」を使った調査の結果をどのように分析するかなど、よりよい看護研究に取り組むための「尺度」の使い方のキホンとコツを徹底解説します。
INR誌の連載を書籍化した『グラウンデッド・セオリー・アプローチ 実践ワークブック』(戈木クレイグヒル滋子 編)の第2版が『グラウンデッド・セオリー・アプローチ ─ 分析ワークブック』(同 編)として刊行されました。
この改訂版では、戈木クレイグヒル滋子先生の執筆チームが初版の内容を全面的に見直し、データ分析に特化したワークブックである本書の特徴にさらに磨きをかけました。また、観察法を用いて収集したデータを分析する章も加わり、本編・別冊とも大幅に増量しています。
「ふだん何気なく行っているケアの根拠を明らかにする!」をテーマに、臨床と研究、双方の視点で構成された『看護技術の科学と検証』が、17年ぶりにリニューアルしました!
編者の菱沼典子氏と川島みどり氏の、“看護技術を研究すること”への情熱は、ますます高まっているようです。
本書そして研究の魅力を語り合ったお二人の対談を、ぜひご覧ください!!⇒ http://jnapcdc.com/info03/kagaku_kensho/
158号に掲載したクリティーク記事をこちらで1本公開しています。
評者は英文校正会社のエディターである、Amanda Hindle氏(プロフィール)。論文執筆・構成に必要なポイントがきれいにまとめられています。
たとえば読者が論文を明確に理解できるようにするために必要な言葉の使い方や、図表などの効果的な扱い方、表現の仕方など、実際の論文を実例にしながら、どこにでも通用する普遍的な知識を具体的に得られます。非常に役に立つ内容です。
なお、原著とクリティーク原文にもアクセスできるので、英語学習にもお役立てください。
文:野地 有子(千葉大学大学院看護学研究科教授)
「看護研究は何のためにするの?」と聞かれて、あなたならどのように答えますか。「実際にはどのように取り組んだらいいの?」と立ち止まってしまうことはありませんか。本書は、質的研究方法の世界的第一人者のジャニス・M. モース氏とペギー・アン・フィールド氏による、質的研究を実際に始めるためのガイドです。具体例が豊富で、質的研究方法の“経験”を味わうことができる本書について、翻訳者である野地有子氏にご紹介いただきました。