施設の機能・特性に応じたキャリア開発ラダーの構築に役立つモデルプログラムと活用のヒント

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原 玲子さん
(はら れいこ)
宮城大学看護学部教授
盛岡赤十字看護専門学校卒業後、
仙台赤十字病院に勤務する。
手術室、整形外科病棟、外来の看護師長、
教育担当の看護副部長として看護管理の実践を行い、
2005年日本赤十字社幹部看護師研修センター教務部長として認定看護管理者教育に携わる。
日本赤十字社幹部看護婦研修所修了。
慶應義塾大学文学部卒業。
山形大学大学院医学系研究科看護学専攻修士課程修了。
2007年宮城大学看護学部准教授。
2010年より現職

 

 

キャリア開発ラダーキャリア開発ラダーの構築は、「導入の目的」と「育成したいナース像」を明確にするところから始まります。新刊『目標管理とリンクした看護職キャリア開発ラダーのつくり方・活かし方』では、ラダー構築に活用できるモデルプログラムを示しながら、導入のプロセスと運用のヒントを解説します。著者の原玲子氏に、本書の特徴と効果的な活用法などについてうかがいました。

 

 

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CC2015年3月号掲載【患者・家族が戸惑い、孤独なときの病院でも家でもない居場所 香港マギーズセンター センター長――ヘレン・ルイさん】の紹介

〈コミュニティケア探訪・No.35〉
【患者・家族が戸惑い、孤独なときの病院でも家でもない居場所
香港マギーズセンター センター長――ヘレン・ルイさん】

 

 

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写真 ‌庭側から見た香港マギーズの全景。
   奥に見える高層ビルが屯門病院

 

文と写真・村上 紀美子(医療ジャーナリスト)
2年間楽しく続けてきた毎日新聞の日曜版の連載は、この3月で終了。2月末〜5月に「医療ジャーナリスト基礎講座」を企画しています。参加者募集中。
mkimiko@mbf.nifty.com

がん相談支援の新しい形として知られる、英国のマギーズセンター。2013年、英国外初のマギーズセンターが香港にオープンしました。
アジアの文化の中でどのように展開しているのでしょうか。香港マギーズセンター(以下:香港マギーズ)に興味を持った看護師・建築専門家など数人でお訪ねしました。今回、お話をうかがったのは、香港マギーズのセンター長を務めるヘレン・ルイさんです(2012年3月、5月号参照)。 ※通訳:重松加代子さん 続きを読む…


スマホ × 看護 = ∞!                 スマホを公私に活躍させるワザ大公開!

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前田 樹海さん
(まえだ・じゅかい)
東京有明医療大学看護学部教授
1965年生まれ。東京大学医学部保健学科にて看護を専攻し、看護師・保健師の資格を取得。同大学卒業後、ソニー(株)にて経営管理業務に携わった後、NPO法人在宅ケア協会にて訪問看護を行う。東京大学大学院修士課程、長野県看護大学大学院博士課程修了後、長野県看護大学生活援助学講座准教授等を経て現職。1997年より個人ウェブサイト「看護系大学ホームページに聞け」を主宰。


スマホcov総務省の通信利用動向調査によれば、2013年末には携帯電話に占めるスマートフォン(スマホ)の割合は約60%になりました。「スマホを電話やLINEなどプライベートで使うだけではもったいない。インターネット上のクラウドサービスを利用して看護の現場を快適にしましょう!」というさまざまなアイデアに溢れた『あなたのスマホ 看護に役立ちます!』を執筆した前田樹海さんに本書のあれこれをうかがいました。

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CC2015年1月号掲載【社会的生活を導く哲学と手法 歩み寄って、見極め、個別ケア――デンマークのペタゴー ベンツ・ラワーセンさん】の紹介

〈コミュニティケア探訪・No.34〉
【社会的生活を導く哲学と手法 歩み寄って、見極め、個別ケア

――デンマークのペタゴー ベンツ・ラワーセンさん】

 

写真1 ‌

写真1 ‌左から、いつみ・ラワーセンさん、
市原美穂さん(NPO法人ホームホスピス宮崎理事長)、
ベンツ・ラワーセンさん

 

文と写真・村上 紀美子(医療ジャーナリスト)
いつみさんとベンツさんも登場する『納得の老後 日欧在宅ケア探訪』(岩波新書)が、第3回日本医学ジャーナリスト協会賞・書籍部門の優秀賞を受賞。この本でご紹介した皆さんの代表として賞をいただいてきました。
mkimiko@mbf.nifty.com

 人が成長するときの哲学であり、社会的生活の教育・ケアの手法であるペタゴギックとそれを身につけたペタゴーについて、ベンツ・ラワーセンさんといつみ・ラワーセンさんから学びます(写真1)。認知症の方たちへの個別ケアにも有効であるため、今、デンマークで注目されているそうです。 続きを読む…


シミュレーション教育のシナリオ集シリーズ、第3弾【秋編】が完成!

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阿部 幸恵さん(あべ・ゆきえ)
東京医科大学病院シミュレーションセンター センター長・教授
防衛医科大学校高等看護学院卒業。臨床経験を経て、1997年から9年間は大学・大学院に在籍し、小学校教員免許、児童学博士を取得。2006年から全医療者・医療系学生対象のシミュレーション教育に携わる。2011年琉球大学医学部附属病院地域医療教育開発講座准教授、2012年より同講座教授および、おきなわクリニカルシミュレーションセンター副センター長を務める。
2014年より現職

 

シミュレーションシナリオ集秋

いま、大きな注目を集める看護シミュレーション教育。書籍『1年で育つ! 新人&先輩ナースのためのシミュレーション・シナリオ集』では、1年で新人や先輩が育つことをイメージし、病院・病棟の春夏秋冬、その時期に合わせた課題を各巻5本ずつ取り上げています。今回、春編・夏編に続き『秋編』を刊行した編著者の阿部幸恵先生に、シナリオ集の概要や活用方法についてうかがいました。

 

 

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