文と写真:吉野淑代

ソウルの中心部、鐘路にある公園。独立運動の発祥の地。1919年3月1日に4000~5000人の学生が集まり、次第に全国に広がっていったのですが、その時、独立万歳を叫びながら、この無数の大極旗(韓国の国旗)が振られたのでした。
韓国に住み始めてから16年が経ちました。来てすぐの頃は「こんな国にはとても住めない」と、よく泣いて日本に帰ることばかり考えていました。でも今は日本に帰ると逆に外国に来たような感じがするくらい、韓国に慣れてしまったかもしれません。
長くこちらで暮らす中で、今後はもう看護師として仕事をすることはないだろうと思っていましたが、2000年を過ぎた頃、「韓国で看護師をしよう」と、心の中で何かが甦って再び看護師になりました。韓国に来た当初、そんなことは夢にも思いませんでしたが……。










