コラム「海外でくらす、はたらく。」(157号)

 

 

「インターナショナル ナーシング レビュー」の連載コラム「海外でくらす、はたらく。」(最新刊:157号)のWeb版です。国内外で活躍する7人の“異邦人”看護師が、日々の暮らしと仕事について語ります。(バックナンバー:155号

〈※2013.1.18更新:執筆者のご厚意により、誌面掲載分のコラムも公開いたします。〉

 

 

 

◯「韓国で看護師をしよう」 吉野 淑代さん(韓国・ソウル)

私の夫は韓国人です。夫は私が看護師になることに大反対でした。あまりに強く抵抗するので、勉強していた試験用の問題集を全部捨てて諦めた時もありました…… 読む

 

 

◯「ああ、オランダ語」 坪田トーレナース 育子さん

(オランダ・ニューヴェンダイク)

オランダ語の単語を日本がそのまま訳して使っている言葉もたくさんあることに気が付きました。例えば十二指腸(Twaalf Vinger Darm:十二、指、腸)。盲腸も(Blind darm:盲目、腸)…… 読む

 

◯ 「暮らすことの苦労、働くことの苦労」

森 淑江さん(アジア/アフリカ/中南米諸国)

ある晩、台所で夕食の支度をしていると突然玄関の扉が開き、見知らぬ男性4人が無言でなだれ込んできました。とっさに別の扉から外に逃れ、JICA職員に連絡し…… 読む

 


◯ 「本人の責任に基づく医療のかたち」

木下 澄代さん(デンマーク・シルケボー)

病気は本人が最も責任を持って関わるもので、医師や看護師などの専門職員は患者支援のためにいます。こうした姿勢が基本にあるため、患者自身がカルテを読む権利も法律で保障されています。…… 読む

 

 

◯「地域耐性」と助け合い 杉江 美子さん(カナダ・トロント)new!

 

この夏、被災地支援のため帰国します。以前友人に「日本にもいっぱい困っている人がいるのに、なぜわざわざ海外の人を助けに行くのか」と聞かれたことがありました。その時、ただ「したいことだから」としか答えられなかった私……読む

 

 

◯ 生と死と「魂のいる場所」 山中 郁さん(イギリス・ロンドン)new!

 

英国では病院で子どもが亡くなった後、ご遺体を病棟か病院に預け、家族全員引き上げてしまうことがほとんどでした。亡くなったホスピスに葬儀まで預かってもらうこともありました……読む

 

 

 

 

◯ ものづくりから、ひとづくりへ  錢 淑君さん(台湾・台北)new!

 

 

日本はものづくりが得意な国だというイメージが強い。しかし近年の動きとして、日本のASEAN域内における人材育成の取り組みが顕著です……読む

 

 


インターナショナルナーシングレビュー157号