地域ケアの今(57)

福祉現場をよく知る鳥海房枝さんと、在宅現場をよく知る上野まりさんのお二人が毎月交代で日々の思いを語り、地域での看護のあり方を考えます。

 

事業継続の岐路に立つ
介護サービス事業所

 

文:鳥海房枝

 

未知のウイルスが与えた影響

 

本誌4月号では「『新型コロナウイルス』について思う」として、「あんなこともあったな」と言える日を迎えたいという文章で結びました。あの原稿を書いていた2カ月前には、今の状況を想像もしていませんでした。

 

現在、新聞やテレビの報道は新型コロナウイルス感染症に関する話題一色で、収束の見通しも立っていない状況を伝えています。特に各国における新型コロナウイルスの感染状況を示す世界地図が刻々と真っ赤に染まっていく様子には、息をのみます。

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訪問看護ステーションの経営戦略(27)

訪問看護ステーションの管理者が地域のニーズを的確に捉えて健全

な経営を行い、その理念を実現するために行うべきことを、公認会

計士・税理士・看護師の資格を持つ筆者が解説します。

新型コロナウイルス感染症
による経営危機への対応

 

渡邉 尚之

 

新型コロナウイルス感染症の被害は世界規模に及び、私たちの生活を一変させました。本稿が掲載される6月には少しでも状況が改善していることを祈るばかりです。

新型コロナウイルス感染症の被害は、人のみならず経営にも大きな打撃を与えています。影響が特に甚大とされる宿泊・観光・飲食業をはじめ、経営の厳しくなる業種は多いでしょう。今後、世界の多くの国が不況に陥る可能性は極めて高いと考えられ、日本も同様です。

 

 

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【Book Selection】今月のテーマ:看護研究お助け書籍 入門編

当社おすすめ書籍を、新刊・既刊・古典織り交ぜてご紹介!!

看護研究に取り組む皆さんにオススメの書籍第一弾!

 

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SPECIAL BOOK GUIDE 親子で楽しむ便育の絵本! そのとき うんちは どこにいる? を刊行!

「ぼく」がこうしているとき、うんちは「ぼく」のからだのどこにいる? 食べものが体内で消化、吸収され、排便されるまでのしくみを、小さい子にもわかりやすく描きました。

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アンガーマネジメント(14)

怒りの感情と上手に付き合う手法“アンガーマネジメント”を看護職が医療・介護現場で生かすための、基礎知識と看護実践への活用のポイントを解説します。

 

 

理想の未来を描いて
ワクワクする日々を過ごす

光前 麻由美

 

 

問題解決思考から解決思考へ

 

私たち看護職には、患者・利用者の看護上の問題を明確にして、それを解決するための援助を検討し実践するという“問題解決思考”が染みついています。これは、患者・利用者に安全な看護を提供する上では欠かせません。

 

半面、問題に焦点を当てる考え方は、「何が問題なのか」「原因は何か」といった追求、ひいては「誰が悪いのか」といった犯人探しになりやすい点に注意が必要です。

 

人間関係においては、「何が問題なのか」ではなく「どうしたらよくなるか」と未来に目を向ける“解決思考”で考えるほうがよい場合も多くあります。アンガーマネジメントでも、「どうしたいのか」「どうなりたいのか」と未来に意識を向けて考え、取り組むためのアプローチを大切にしています。

 

そこで今回は、そうした考え方をするためのヒントとトレーニングを紹介します。

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