【編集部オススメBOOKs】vol.35 苦手意識をなくそう!

ナースの日々の仕事は患者さんへのケアだけではなく、記録などの事務や、患者さんやご家族への説明や対応など非常に多岐にわたるので、得意なものとそうでないものがあるのは仕方ないですよね。
今回は「やらなければならないけどあまり得意ではない」という声が多い、「コミュニケーション」「フィジカルアセスメント」「家族への対応」「文章を書く」に関する書籍を取り上げてみました。
知識をしっかり身に着けてからやってみると、苦手なものもうまくいきやすいそうです! 続きを読む…


SPECIAL BOOK GUIDE 実践力向上に効果的な「シミュレーション教育」の 看護基礎教育への導入・活用ガイド刊行!

看護界にシミュレーション教育が導入されるようになって10年余り。これまでは卒後の継続教育での活用が多かったのが、最近では学生を対象とした展開も期待されるようになってきました。本書は、看護基礎教育にシミュレーション教育を導入する際の基本的な考え方を踏まえ、各教育機関で、「いつ」「何を」「どうやって」組み込んでいけばよいかをガイドします。

 

 

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SPECIAL BOOK GUIDE 地域の動きを見すえた最新のマネジメントを紹介! 『平成30年版 看護白書 地域包括ケア 時代の看護管理者の役割』刊行


看護界の重要度の高いテーマを取り上げ、看護職としていま押さえておくべきことをタイムリーに解説する『看護白書』。平成30年版は地域包括ケアシステムを推進する「看護管理者の役割」をテーマに、病院・行政・訪問看護ステーション・介護施設などさまざまな場におけるマネジメントを解説しました。豊富な事例をとおして、自施設にとどまらない地域全体を視野に入れた看護管理の動向を知ることができます。

 

 

 

 

 

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地域ケアの今(38)

福祉現場をよく知る鳥海房枝さんと、在宅現場をよく知る上野まりさんのお二人が毎月交代で日々の思いを語り、地域での看護のあり方を考えます。

 

 

“看護の核となる力”を持ち、

変幻自在に看護を提供する専門職に!

文:上野まり

 

9月8日に、「千葉看護学会第24回学術集会」が開催されました。テーマは「看護が挑むソーシャルイノベーション」で、学術集会長は訪問看護ステーション管理者の奥朋子氏でした。私は訪問看護ステーション管理者が学術集会長を務めることに興味を持ち、参加しました。

 

住民の健康や安心・安全な暮らしを

守るために

 

奥氏は保健師・助産師・がん看護専門看護師などの資格を持ち、大学病院の看護管理職としてキャリアを積み上げたベテラン看護師です。住民が患者となってからではなく、健康なときから予防的視点でかかわり、一緒に健康維持・向上をめざしたいと考え、訪問看護ステーションを立ち上げたとのことでした。こうした経歴を持つ看護師の訪問看護界への参入は、新しい風を吹き込んでくれる予感を感じさせ、素敵なことだと思いました。

 

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特別寄稿 特養あずみの里裁判① 事件の概要と裁判の経過

 長野県にある「特別養護老人ホームあずみの里」で、提供されたおやつを食べた女性入所者が意識を失っているところを発見されました。女性は救急搬送され、意識が戻らないまま病院で亡くなりました。この出来事は、現在、刑事事件として訴追されています。本稿では、裁判の経過を4回にわたって報告します。

 

 

刑事裁判となった出来事

 

社会福祉法人協立福祉会「特別養護老人ホームあずみの里」(以下:特養あずみの里)は、雄大な北アルプスの山並みが一望できる自然豊かな信州・安曇野の田園地帯の中にある施設で、2002年5月に開設されました。

特養あずみの里では、師長を含め看護職6人、介護職23人の体制で、定員65人の利用者をA、B、Cの3つのチームに分けて、食事・排泄・入浴等の介護に当たってきました。

2013年12月12日午後3時20分ころ、特養あずみの里のCチームの食堂で、おやつとして提供されたドーナツを食べていた85歳の女性入所者(Kさん)が、ぐったりして意識を失っているところを、遅れて食堂に入ってきた介護職が発見しました。

 

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