地域ケアの今(30)

福祉現場をよく知る鳥海房枝さんと、在宅現場をよく知る上野まりさんのお二人が毎月交代で日々の思いを語り、地域での看護のあり方を考えます。

AIに負けない「看護学」

文:上野まり

 

本誌1月号で「AI」(Artificial Intelligence:人工知能)についての話をしました。今回はその続編です。

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地域ケア・在宅ケアに携わる人のための月刊誌 「コミュニティケア」のご紹介

地域ケア・在宅ケアの話題は本誌でも折々に取り上げていますが、姉妹誌「コミュニティケア」では、毎月、それらをより詳しくお伝えしています。地域包括ケアの時代、本誌の主な読者である病院看護職の皆さまにもぜひ合わせてお読みいただきたい雑誌です。今回は4月号(4月1日発行)をご紹介します。

 

 

 

■第1特集

「納得のいく最期を実現する 救急搬送をなくす体制づくり」

高齢者が自宅での最期を望んでいるものの、容態が急に悪化して家族が慌てて救急要請してしまう、看護職・介護職が医師と連絡がとれない状況から救急要請してしまうといったケースは少なくありません。

 

そこで第1特集では、看取りの時期に本人の望まない救急搬送をしないための体制整備のポイントや支援の実際を提示。また、本人の意思を周囲が共有するために活用できるツールも紹介します。

 

■第2特集

「訪問看護師による夜間・土日の定期訪問」

医療ケアの必要な在宅療養者や単独世帯の増加といった背景から、夜間・土日の定期訪問を望む人が増えてきました。

 

第2特集では、訪問看護師による夜間・土日の定期訪問の実態と課題、今後の方向性を考察した上で、実際に夜間・土日の定期訪問を行うステーションの取り組みを報告します。

 

■連載「訪問看護ステーションの経営戦略」

全国の訪問看護ステーション数(稼動数)は、2017年4月1日現在で9735件です。1年間の新規開設数は1234件であるものの、廃止・休止数は686件にも上っています。この数字からも、訪問看護ステーションの経営が決して楽ではないことが推察いただけるのではないでしょうか。

 

 

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【編集部オススメBOOKs】vol.27 新年度スタートに向けて 新任管理者にオススメの本

 

東京では桜が咲き始めましたが、4月1日から新年度がスタートします。新しい職務を任される方、新しく看護管理者になられる方も多いと思います。今月は、新任管理者の方におすすめの本をピックアップしました。管理者として知っていると大変有益な考え方や知識を、わかりやすく学べる4冊です! 続きを読む…

訪問看護ステーションの経営戦略(2)

訪問看護ステーションの管理者が地域のニーズを的確に捉えて健全

な経営を行い、その理念を実現するために行うべきことを、公認会

計士・税理士・看護師の資格を持つ筆者が解説します。

訪問看護ステーションの経営理念

渡邉 尚之

 

 

皆さんの訪問看護ステーションに「経営理念」はありますか?

 

経営理念とは、端的にいえば「訪問看護ステーションという事業を通じて何をしたいか」という“思い”です。法人の存在意義といってもよいでしょう。最近では「クレド」(ラテン語で「信条」の意味)と呼ぶ会社もあります。

 

この経営理念について、「抽象的でよくわからない」「必要だとは思うが、決め方がわからない」といった声も多く聞かれます。そこで、今回は経営理念の必要性とつくり方について解説します。

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地域ケアの今(29)

福祉現場をよく知る鳥海房枝さんと、在宅現場をよく知る上野まりさんのお二人が毎月交代で日々の思いを語り、地域での看護のあり方を考えます。

生活スタイルによる
住み替えの時代が到来

文:鳥海房枝

 

昨年の11月中旬、北海道の余市町と積丹町を訪れました。当日の東京は晴れ、新千歳空港は曇り、そして小樽市の空は厚い雲に覆われ、余市町からトンネルを抜けて古平町に入ると吹雪。さらに先にある積丹町は晴れて積雪もありませんでしたが、その日の深夜から雪が降りだし、翌朝には30〜50cmほど積もっていました。例年より一足早い初雪とのことでした。

 

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