NT2013年4月号連載【新看護学事典】紹介 組織文化

NT2013年4月号の連載「楽しく読んじゃう 新★看護学事典」では、事典2で「組織文化」の解説を執筆してくださった稲田久美子先生(四国大学看護学部看護学科教授)からエッセイをおよせいただきました。

 

看護ケアを形づくるもの

「『組織文化』って何だろう? 『組織風土』と同じこと?」と、皆さん思っていないでしょうか?

組織文化とは、そこにいる人たちが長い年月をかけてつくり、無意識のうちに大切にし、無意識のうちに共有化しているもの、組織の中にいると決して気づかない、でも外から入って来た人にとってはとても奇異で不思議に思えるものです。

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NT2013年4月号連載【退院支援の仕組みづくりと実践事例】紹介

NT1304表紙ナースたちが退院支援の仕組みをつくり、うまくいっている病院の実践事例を1つ取り上げ、「意思決定支援」と「自律支援」*)を軸に病棟ナースと在宅ナースがそれぞれの実践を振り返ります。加えて管理者から仕組みづくりの経緯とその内容をうかがいます。

 

 

 

[監修]

宇都宮 宏子 (在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス)

[筆 者]

鈴木 加代子(整形外科病棟副看護師長)

高井 隆子(ケアーライフタイヨウケアマネジャー)

稲垣 根子(整形外科病棟看護師長)

 

今月の病院 

国立病院機構三重中央医療センター

 

事例紹介

N さん(70代後半/女性)

既往歴:高血圧・心房細動・バセドウ病

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NT2013年4月号連載【チームづくりのお悩み相談】紹介

NT1304表紙NT2013年4月号の【チームづくりのお悩み相談】のお悩みは、

 

「病院の方針が変わると、チーム内で不満が出て、対立が起こります…」

 

 

コンフリクトは組織の成長の証し

 

組織を取り巻く環境変化に適応しようと急速に変革を進めていくと、メンバーの一部はその変化を脅威と受け取り、さまざまな形で抵抗しようとします。そこで変革を進めようとするメンバーとの間に対立が起こります。となると、組織に葛藤が起きないことは組織変革が起きていないとも考えられます。

 

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ナーシング・トゥデイ2月号特集「周術期ケア向上のコツ」

 

2月号の特集テーマは「周術期ケア」。各病院で取り組みは進みつつあるけれど、まだまだ、手術室と病棟の相互の理解、連携には改善の余地がありそうです。

今回の特集では、主に手術室看護師の側から病棟看護師の方々が知っておくとケア向上につながるポイントを教えていただきました。

監修は、手術看護認定看護師の養成を行っている東京女子医科大学認定看護師教育センターの土蔵愛子先生と草柳かほる先生。各論の執筆者は全員、同センター卒業の手術看護認定看護師のみなさんです。

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NT2013年2月号連載【看護形態機能学視点のヘルスアセスメント】紹介

NT2013年2月号の連載【看護形態機能学視点のヘルスアセスメント】のテーマは、

 

〈全ての日常生活行動を支える形態と機能〉恒常性維持のための流通機構①動脈編

 

「動脈編」の看護形態機能学視点のヘルスアセスメントでは、従来のフィジカルアセスメントに以下のような視点が加わります。

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