NT2014年4月号連載【アセスメント力を高めるフットケア】紹介

NT1404表紙NT2014年4月号の

【アセスメント力を高めるフットケア】は、

 

「足の骨を理解する」

 

今月から新しく「アセスメント力を高めるフットケア」が始まりました。6回にわたり「知ればわかる!楽しくなる!」をモットーに書かせていただきますので、どうぞよろしくお付き合いください。

 

1回目は、「足の骨の解剖生理」についてです。実は私、解剖生理はあまり得意ではありません。大学時代に唯一赤点を取ったのが、解剖生理学でした。しかし、看護師としての経験を積めば積むほど、解剖生理の大切さを痛感します。足をみるときも同様です。そこで、「赤点をとった私だからこそ、きっとわかりやすく伝えることができる!」という勝手な自負のもと、今回のテーマを進めていきたいと思います。

 

足ってどこ?

 

当たり前のような質問ですが、正しく答えることができますか? 患者さんから「足が痛い」と言われた時に、その部位をすぐに正確に連想できますか? つま先、かかと、ふくらはぎ等、具体的な部位を言われるとぱっとイメージができますが、「足」が指す範囲は、思った以上に広いです。一般に言う「足」は、医学的に言うと「大腿部」「下腿部」「足部」に大別できます(図1)。ですので、患者さんの言うその部位を正確に知るには、より具体的な情報が必要になります。

 

今回の連載でお伝えする内容は、主に「足部」となります。足部とは、足関節より末梢の部分のことを言い、くるぶしの上端あたりから足趾先端までを指します。ちなみに足関節は、脛骨、腓骨の骨端(遠位端)と距骨の頭側(近位端)からなる部分です。距腿関節とも言います。そして、内果は脛骨の遠位端、外果は腓骨の遠位端です。

 

足の骨と関節の話

 

図2をみながら、足部の骨の数を数えてみましょう。まず足趾です。ちなみに手のゆびは「指」ですが、足のゆびは「趾」という字を用い、「足趾」といいます。第1趾は、関節が1つ(趾節間関節:IP関節、interphalangeal joint)で、末節骨と基節骨からなります。第2〜5趾は、2つの関節と3つの骨からなります。末梢側から順に、末節骨、中節骨、基節骨です。末節骨と中節骨の間にある関節を遠位趾節間関節(DIP関節、distal interphalangeal joint)、中節骨と基節骨の間にある関節を近位趾節間関節(PIP関節、proximal interphalangeal joint)と言います。(続く)

 

[著者]西田 壽代

(足のナースクリニック代表/一般社団法人日本トータルフットマネジメント協会会長)

 

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