【Book Selection】新刊書籍のご紹介
【SPECIAL BOOK GUIDE】200床未満病院の看護管理 13の事例と54のコツ
「前を向く」しかなかった看護管理者たちの
多様なマネジメント実践
今日から使える
中小規模病院のための実践書
「規模も環境も違うから、うちでは無理…」 専門書を開いて、そのように感じた経験のある看護管理者の方へ。本書は、「ヒト」「モノ」「カネ」などのリソースが限られる中で奮闘する中小規模病院の看護管理者のために、同じ悩みを持つ14名の執筆者が、自らの試行錯誤と学びをまとめた実践書です。
理論に基づく実践と幅広いテーマ・
すぐに役立つ指針とコツ
教育体制が不十分な中での採用・定着や脆弱な管理体制の立て直しなど、中小規模病院が直面している課題に対し、さまざまな管理理論を支えにしながら立ち向かった13の事例を紹介しました。看護部長としての経営参画や、予算が少ない中でのDX推進、地域を巻き込むハブ病院としての役割など、中小規模病院の管理者に求められる幅広いテーマを取り上げています。
また、テーマに応じた看護管理指針のほか、54のコツとして、心に寄り添う励ましや実践のヒントも満載です(「不賛同者がいるのは当たり前」「補助金・助成金ウォッチ」など)。
看護管理者のキャリア開発
病院の看護管理者を務めた経験を持つ方々が、その経験を生かしながら、新たなキャリアを展開している姿を紹介します。
第1回は、急性期病院の副院長・看護部長から
特別養護老人ホームの施設長に転身した池田惠津子さんです。
池田惠津子
社会福祉法人恩賜財団大阪府済生会吹田医療福祉センター
吹田特別養護老人ホーム高寿園施設長・片山地域包括支援センターセンター長
済生会吹田医療福祉センター 連携担当部長/認定看護管理者
いけだえつこ◉2002年に大阪府済生会吹田病院に入職。2008年から同院看護部長に就任し、2013年からは副院長を兼任。2016年に認定看護管理者となる。2019年から現職。済生会大阪府支部理事。吹田市養護老人ホーム入所検討会議委員、吹田保健所高齢者施設等感染対策支援検討会委員を務める。
第1回
介護施設と地域の課題解決に力を尽くす
介護施設こそ看護管理者の専門性が
大いに生かされる場
筆者は現在、特別養護老人ホーム(以下:特養)の施設長として勤務しており、看護師キャリアのセカンドステージを歩んでいます。前職は急性期病院の看護部長でした。病院を離れ、新たな領域である介護施設の運営に携わることになった当初は、経営の仕組みや組織運営、制度の違いなど、病院とはまったく異なる環境の中で戸惑うことも多くありました。しかし、徐々に状況を把握でき、施設長として運営全体が理解できるようになると、介護施設こそ、これまで看護管理者として培ってきた視点や専門性が大いに生かされる場であると実感しています。
改正労働施策総合推進法施行前に知っておく カスタマーハラスメントの基礎知識
改正労働施策総合推進法施行を前に、カスタマーハラスメントの実際や、病院にもたらす影響を確認し、具体的に病院が取り組むべきことを伝えます。
三木 明子
関西医科大学 看護学部長 看護学研究科長
1999年、東京大学大学院医学系研究科精神保健・看護学分野博士課程修了。博士(保健学)。宮城大学看護学部、岡山大学医学部、筑波大学医学医療系、関西医科大学看護学部・看護学研究科教授を経て、2026年4月より現職。
第4回
実例から理解する病院に必要な
予防策と対応策①
今月号と次号では、実例に基づいて、カスタマーハラスメントの被害を最小にとどめるための予防策や対応策を紹介します。










