病院のナースに、ぜひ読んでほしい! 「コミュニティケア」2016年11月臨時増刊号 『よりよい療養支援のために 「生活を支える看護」を考える』が刊行

「病院は忙しすぎて、退院する患者の“生活”が見えにくいのでは?」と感じているナースは多いと思います。では、患者・利用者の「生活」とは、どのようなもので、どう支えていけばよいのでしょうか? そして、なぜ病院では“見えにくい”のでしょうか?

訪問看護ステーションや特別養護老人ホームなど“地域”のナースのための専門誌「コミュニティケア」の2016年11月臨時増刊号では、今まで漠然と使われてきた患者・利用者の「生活」について、訪問看護師や高齢者ケア施設などのナースが密につながっている「生活を支える看護師の会」のナースたちの実践報告を基に考えていきます。

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地域ケアの今⑮

福祉現場をよく知る鳥海房枝さんと、在宅現場をよく知る上野まりさんのお二人が毎月交代で日々の思いを語り、地域での看護のあり方を考えます。

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介護現場へのロボット導入を巡って

文:鳥海房枝

 

介護現場で課題とされている人材不足や、職員の重労働等を解決する手段になるとして、近年、福祉機器展ではロボットが広いスペースに展示され、マスコミでも大きく取り上げられています。国はロボット産業をわが国の成長ビジネスと位置づけ、力を入れてきたのですが、そこに介護現場の問題が結び付けられ、介護界でもにわかに注目されるようになりました。

 

この動きについて「ロボットは人手不足の介護現場にゆとりを生み出す一助になる可能性を秘めた技術」と解説する識者もいます。厚生労働省は介護従事者の負担軽減を目的に、都道府県をとおして「介護ロボット等導入支援特別事業」を行っており、これには当初の予想を超える事業所が応募しているようです。導入の対象となるロボットの種類は都道府県により多少の違いはあるものの、大きく分けると5分野(①移乗支援、②移動支援、③排泄支援、④見守り支援、⑤入浴支援)で、介護従事者の負担軽減に効果のあるロボットであることを条件づけています。

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トシコとヒロミの往復書簡 第15回

本連載では、聖路加国際大学大学院看護学研究科特任教授の井部俊子さんと、訪問看護パリアン看護部長の川越博美さんが、往復書簡をとおして病院看護と訪問看護のよりよい未来を描きます。さあ、どんな未来が見えてくるのでしょう。

 

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井部俊子さんから川越博美さんへの手紙

訪問看護制度の創設

文:井部俊子

 

川越さんの手紙に、訪問看護の開拓者たちの「組織のバックもないまま現場から制度に物申してきた働き」や、「制度ができたときは、天からのプレゼントのようにうれしく感じた」ことが記されていました。訪問看護制度の創設に貢献したあなたも含めた現場の力とコミットメントに感動いたしました。

 

訪問看護制度は、看護政策の政策過程の研究として、准看護師制度の事例との比較として、研究され出版されています(野村陽子, 看護制度と政策, 法政大学出版局, 2015)。私はこの本を認定看護管理者教育課程サードレベルの講義に教材として使っています。野村論文では、看護政策の政策過程からみると、准看護師制度は政策決定に至らなかった失敗事例、訪問看護制度は制度の創設に至った成功事例として評価されています。

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『看護業務基準集2007年改訂版』を刷新!『看護に活かす基準・指針・ガイドライン集2016』

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2025年を見据え、看護職の未来を読み解く『平成28年版 看護白書―看護の将来ビジョン―』刊行!

 

%e7%9c%8b%e8%ad%b7%e7%99%bd%e6%9b%b8社会保障制度改革が進む中、看護職としてめざすべき方向性を示すために、2015年6月、日本看護協会は「看護の将来ビジョン」を公表しました。本書は「看護の将来ビジョン」を解説し、ビジョンで示された「2025年に向けた看護の6つの役割」について優れた実践を紹介。「10年先、20年先を見据えて、看護職としてどう活動すべきか」を考える必読の書です。

 

 

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