特別寄稿

COVID-19の患者の治療にあたる倉原優さんに、同じコロナウイルス感染症であるSARS・MERSをはじめ、インフルエンザウイルスとの異なる点を踏まえて、感染拡大の防止に向けた日本の基本戦略、医療従事者の感染防御のポイント、2020年5月末時点の治療薬の候補を紹介していただきます。

 

 

 

倉原 優

2006年滋賀医科大学卒業。洛和会音羽病院の初期臨床研修修了後、2008年より現職。日本内科学会総合内科専門医・指導医、日本呼吸器学会呼吸器専門医・指導医、日本感染症学会感染症専門医。「呼吸器の薬の考え方、使い方」(中外医学社)、「COPDの教科書 呼吸器専門医が教える診療の鉄則」(医学書院)など著書多数。

 

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COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のまん延期

 

 

未曽有のパンデミックをもたらした
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)

 

中国・武漢で2019年12月に原因不明の肺炎患者が複数発生しました。これをニュースで聞いたとき少し不気味な印象を受けましたが、韓国でいつか起きたような加湿器による過敏性肺炎の類かもしれないと感じた程度でした。まさか、それが世界中にパンデミックをもたらす感染症になるとは夢にも思いませんでした。

 

 

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)によるCOVID-19は、中国やイタリアで医療崩壊を招きました。4月には日本でも緊急事態宣言が出され、都市部では医療崩壊に近い現象が起こりました。

 

COVID-19は、同じコロナウイルス感染症である重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)よりも軽症とされています。では、なぜここまで世界規模での混乱を招いたのでしょうか。また、インフルエンザなどの感冒といったい何が違うのでしょうか。

 

 

→続きは本誌で(コミュニティケア2020年7月号)


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