NT2012年8月号連載【新★看護学事典】紹介

NT2012年8月号の連載「新★看護学事典」では、看護学事典第2版で「心拍変動」の解説を執筆してくださった佐竹澄子先生(東京慈恵会医科大学)からエッセイをおよせいただきました。

 

からだの中の声

 

私が初めて「心拍変動」という言葉を知ったのは、大学院で研究を始めたときでした。大学院への進学は、それまでの臨床経験で多くの遷延性意識障害の患者さんと接する中で、このような患者さんの思いを知ることができないだろうか、そしてそれを自分の看護にいかしていけないだろうかと思ったからでした。

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NT2012年8月号連載【みんなの医療安全キホンのき】紹介

今月から、連載の内容やポイントを少しずつ、このページでお伝えしていこうと思います。


NT2012年8月号連載【みんなの医療安全キホンのき】のテーマは、


「みんながルールを守れる部署をつくろう!」

 

ルールを守れる部署をつくるためのポイントは、次の3つ。

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コラム「海外でくらす、はたらく。」(157号)

 

 

「インターナショナル ナーシング レビュー」の連載コラム「海外でくらす、はたらく。」(最新刊:157号)のWeb版です。国内外で活躍する7人の“異邦人”看護師が、日々の暮らしと仕事について語ります。(バックナンバー:155号

〈※2013.1.18更新:執筆者のご厚意により、誌面掲載分のコラムも公開いたします。〉

 

 

 

◯「韓国で看護師をしよう」 吉野 淑代さん(韓国・ソウル)

私の夫は韓国人です。夫は私が看護師になることに大反対でした。あまりに強く抵抗するので、勉強していた試験用の問題集を全部捨てて諦めた時もありました…… 読む

 

 

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「韓国で看護師をしよう」

文と写真:吉野淑代
 

ソウルの中心部、鐘路にある公園。独立運動の発祥の地。1919年3月1日に4000~5000人の学生が集まり、次第に全国に広がっていったのですが、その時、独立万歳を叫びながら、この無数の大極旗(韓国の国旗)が振られたのでした。


 
韓国に住み始めてから16年が経ちました。来てすぐの頃は「こんな国にはとても住めない」と、よく泣いて日本に帰ることばかり考えていました。でも今は日本に帰ると逆に外国に来たような感じがするくらい、韓国に慣れてしまったかもしれません。
 
長くこちらで暮らす中で、今後はもう看護師として仕事をすることはないだろうと思っていましたが、2000年を過ぎた頃、「韓国で看護師をしよう」と、心の中で何かが甦って再び看護師になりました。韓国に来た当初、そんなことは夢にも思いませんでしたが……。
 

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「ああ、オランダ語。」

文と写真:坪田トーレナース育子
 
 

その昔、ニューヨークがニューアムステルダムと呼ばれていた頃。もしオランダ人が、あの土地をアメリカ人に二束三文で売らなければ、英語の代わりにオランダ語が世界の共通語になっていたかもしれないのに。せめて鎖国を解いた時代に入り込んできたオランダの文化が日本の生活に残ってくれていたら、私はオランダ語習得にこんなに苦労することなかったかもしれない……。
 
そんな例え話を勝手につくって嘆いていた来蘭当時。オランダ人の夫に出会うまではオランダ語の存在さえ知らなかった私が、気がつけばオランダにいて、オランダ語によるオランダ語の授業を受けているのですから、人生とはわからないものです。 

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