評者:守屋 治代(東京女子医科大学看護学部基礎看護学准教授)
生きていくことの深い根底には哀しみが満ちている。人は弱いからこそ強く、悲しみを突き抜けたところに喜びが生まれ、孤独だからこそ愛の深さを知る。限りある命を生きる中に永遠の命を見いだす。このような矛盾の中に、人が生きていくことの哀しさと美しさが同居している。
名歌に寄せる杉山氏の細やかな心情は、私にそのような感慨を深くさせた。氏は、人生の途上に病を重ねながら、長い間、看護教育・研究に携わってきた。
評者:守屋 治代(東京女子医科大学看護学部基礎看護学准教授)
生きていくことの深い根底には哀しみが満ちている。人は弱いからこそ強く、悲しみを突き抜けたところに喜びが生まれ、孤独だからこそ愛の深さを知る。限りある命を生きる中に永遠の命を見いだす。このような矛盾の中に、人が生きていくことの哀しさと美しさが同居している。
名歌に寄せる杉山氏の細やかな心情は、私にそのような感慨を深くさせた。氏は、人生の途上に病を重ねながら、長い間、看護教育・研究に携わってきた。
「看護」3月臨時増刊号が発売中です!
この増刊号では「チーム医療」を総特集。厚生労働省が昨年公表した「チーム医療推進のための基本的な考え方と実践的事例集」に収録されている現場の実践事例を、詳細に紹介しています。
また、厚生労働省のチーム医療に関連する各検討会委員を中心とした有識者たちが、看護師、医師、薬剤師などそれぞれの立場から「チーム医療と看護」について語っています。
例えば、こんなことが書いてあります。
雑誌「看護」では、中堅看護師の皆さんに「本音で言います! キャリアを巡る中堅看護師の希望と要望」をテーマに“本音”で語り合っていただく座談会を企画しました。
「言葉が通じない新人にどう指導すればいいの?」「これからどんなふうにキャリアアップすればいいんだろう?」「ワーク・ライフ・バランスってどうやって充実させてる?」など、中堅看護師としての悩みは、人によっていろいろあるはず。 そんな悩みを中堅看護師同士で意見交換してみませんか?
座談会の概要・応募条件・申し込み方法は下記のとおりです。皆さんのご応募をお待ちしております。
日々、病棟マネジメントに力を注いでいる看護師長の皆様から、病棟マネジメントに関する川柳を募集します。応募作品の中から編集部で選定させていただき、『看護』5月号特集「看護職が辞めない職場づくり 私の病棟マネジメント」に掲載する予定です。奮ってご応募ください。
募集期間:2012年2月25日~2012年3月20日
投稿資格:病院・クリニックの看護師長(相当)であること
〈作例〉
スタッフの 笑顔がはじけ ガッツポーズ!
※勤務表を作成し、スタッフに渡した時の喜びを謳っています。(大阪市立大学医学部附属病院看護部ゆみリンリンさん作)
応募方法:下記内容を明記の上、メール(kango@jnapc.co.jp)にてご応募ください。
氏名、所属施設・病棟名、ご住所、お電話番号。
◆この1冊で生き生き組織!
◆看護師長に求められるマネジメント術を詳しく解説
◆現役の看護師長による最新マネジメント事例が満載
看護師一人ひとりの価値観は多様化し、ワーク・ライフ・バランスの推進と併せて、その働き方も複雑になっています。部署のリーダーとして、医療の高度化や患者のニーズに対応する一方で、スタッフ一人ひとりを支援し、病棟管理や労働改善に取り組む師長への期待は、さらに大きくなっていると言えます。