[特別寄稿]医療機関へのサイバー攻撃とその対策

特別寄稿

医療機関へのサイバー攻撃とその対策

「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン6.0」の概要

 

澤 智博

帝京大学医療情報システム研究センター 教授

 

近年、医療機関を狙ったサイバー攻撃が相次いでいます。今後、医療機関の管理者は、これらの攻撃被害の動向からサイバー攻撃の恐ろしさを認識した上で、医療機関のサイバーセキュリティを強化する必要があります。本稿では、医療機関が取り組むべきサイバーセキュリティ対策と、年内に改訂版が発行される予定の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」の要点について、このガイドラインの改訂にかかわるワーキング・グループの構成員の1人、澤智博さんに解説していただきます。
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【SPECIAL INTERVIEW】高齢者のナイトケア 生活の場を中心とした支援のポイントと実際

尾﨑 章子

東北大学大学院医学系研究科

保健学専攻 老年・在宅看護学分野 教授

 

千葉大学看護学部卒業、東京医科歯科大学大学院医学系研究科修士課程、同博士後期課程修了。東京都立保健科学大学看護学科講師、国立精神・神経センター精神保健研究所研究員、東邦大学看護学部教授を経て、現職

 

坪井 桂子

神戸市看護大学

健康生活看護学領域 老年看護学分野 教授

 

岡山県立大学大学院保健福祉学研究科看護学専攻修了、岐阜県立看護大学大学院博士後期課程修了。岡山大学医学部保健学科に勤務後、岐阜県立看護大学講師、岐阜県立看護大学准教授を経て、現職

 

高齢者の夜間のケア(ナイトケア)に焦点を当て、看護職等の人的リソースが限られた中でも適切に提供するために必要なケアのエッセンスを実践事例とともにまとめた『高齢者のナイトケア』を刊行しました。編著者のお2人にインタビューを行い、高齢者のナイトケアの実際と本書の発行経緯、概要と特徴などのほか、ナイトケアを担う看護職へのメッセージをいただきました。

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人生の終焉を迎える人にどう語りかけるか

「人生の終焉を迎える人」(自分で死を意識するようになった時期から亡くなるまでの期間に生きる患者・利用者)にナースはどのような声かけをすればよいのか……
さまざまな現場から報告します。

 

 

終焉を迎える患者さんたちに向けて語れなかった自分

 

生駒 あづさ

公立富岡総合病院 3B病棟 副主任

 

コメント
内田 陽子
群馬大学大学院保健学研究科 教授

 

連載2回目となる「人生の終焉を迎える人にどう語りかけるか?」では、地域の中核病院で臨床一筋20年になる生駒さんからの報告です。うまく語りかけることのできなかった過去の事例における生駒さんの想いと、それをもとに語りをするためのヒントを内田陽子さんがコメントします。

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押さえておきたいワンテーマ

医療、看護、介護、福祉に関連したテーマを各回1テーマずつ取り上げていきます。

 

「デートDV」は、あなたのまわりにもきっとあります

 

阿部 真紀

認定NPO法人エンパワメント

かながわ 理事長

 

 

 

上智大学文学部心理学科卒業。夫の転勤に伴い、1989年から香港と米国カリフォルニア州で2児を育てる。帰国後、1999年よりCAP(子どもへの暴力防止)スペシャリスト。2004年エンパワメントかながわを設立。デートDV予防プログラムの開発と普及に携わり、2011年にはデートDVに特化した電話相談「デートDV110番」を開設した。デートDVを予防することでDVや虐待の連鎖を断ち切ることをめざし、全国の団体や機関がつながることを呼びかけ、デートDV防止全国ネットワークを設立。著書に『暴力を受けていい人はひとりもいない CAPとデートDV予防ワークショップで出会った子どもたちが教えてくれたこと』(高文研)

 

認定NPO法人エンパワメントかながわ(以下:EK)は、暴力のない社会の実現をめざし、自分たちで独自の暴力防止プログラムを開発・提供していこうと考え、2004年に設立しました。その最初に開発したプログラムが「デートDV(ドメスティック・バイオレンス)予防プログラム」です。

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宮子あずさの気まぐれコラム

精神科病院で働きながら、文筆活動を行う宮子あずささん。最近気になること、疑問に思うことなどを書きつづります

 

(30)精神科医療における血液透析の問題

 

 

衝撃の報道

NHKの報道で、明るみに出た「滝山病院」(東京都八王子市)の患者への暴行事件。看護職による悪質な人権侵害に、大きな衝撃を受けています。ただ1つの救いは、これが内部告発に基づく報道だったことでした。

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