NT2012年10月号の連載【みんなの医療安全キホンのき】のテーマは、
「他の職種との連携で安全を守ろう!」
安全のための多職種連携のポイントは、次の2つ。
1.コミュニケーションが円滑であることは、医療安全の視点からも重要。権威勾配を小さくして、率直な指摘や意見交換ができる環境をつくることが必要
2.事例分析を行うときや、医療安全研修を企画するときは、多職種で構成されたメンバーで検討すると、それぞれの専門性を生かした視点で、対策や研修案が出てくる
本文中では著者の玉利さんが、新人の頃、多職種の業務体験をした時のことが書かれています。新人研修に他部署の見学などを組み込むところは多いですが、一歩踏み込んで業務体験までするとコミュニケーションもより円滑になるかもしれませんね。
[監修]山内桂子 [執筆]玉利英子・松浦知子
東京海上日動メディカルサービス(株)メディカルリスクマネジメント室
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