『病の苦悩を和らげる家族システム看護』発売になりました!

家族看護の第一人者、ロレイン M.ライト氏の新刊『病の苦悩を和らげる家族システム看護―イルネスビリーフモデル:患者と家族と医療職のために』が発売になりました(タイトル長いです、すみません…)。

 

病は家族の問題です!

病気になると、当然ですが、患者本人だけでなく、家族も多大な影響を受け、そして衝撃を受け悩みを抱えます。病は患者本人だけの問題ではなく、家族全体の問題なのですね…。

 

医療職は施療者(healer)になる潜在力をもっている

家族をシステムとして捉え、患者本人だけではなくその全体に関わっていく、その視点で、「医療職は患者と家族、そして自分自身の病の苦悩を深めるビリーフ(ものの考え方)に挑んで、変化を促していく、癒しの会話を開いていくことができる、施療者(healer)になる潜在力をもっている」とライト氏は言います。

 

癒しの会話例が満載!

本書では、そんな病の苦悩を癒しに変えていくイルネスビリーフモデルの考え方と介入の実際を事例を交えて紹介しています。癒しの会話例も満載です!結構、厚いのですが、事例や会話例、手紙例などが盛りだくさんなので患者・家族が次第に変化していく様子を楽しみながら読み進められると思います。お値段も張りますが…その分の価値はあり、です。看護職だけではなくあらゆる医療職、支援職、そして患者・家族の皆さんにもお勧めです。

(A6判/408頁/定価4,410円)

 

※著者が来日します!

ロレイン M.ライト氏が、6/24~27日京都で開催される国際家族看護学会に来日されます。こちらも楽しみです。

 

 

『病の苦悩を和らげる家族システム看護―イルネスビリーフモデル:患者と家族と医療職のために』の目次