特集:ナイチンゲールの越境 ──[ジェンダー]
● 2019 ●
● 2020 ●
最終回
アニメ化もされ大ヒットだった市川春子さんの漫画。ある意味、荒唐無稽な設定ながら、人をどっぷりはまらせる世界観が見事。宝石の特徴をキャラクターに代弁させながらも、全く先が見えない面白さがあります。すごいファンタジー。
今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。──う~ん、ストーリーも絵もかなり独特の世界観。ついていける人は大好き、いけない人は全然ダメのようですが、1巻で脱落せずに数巻を読み進めていくうちに、はまってしまったという人も多いみたいです。秋に夜長、いつもとは異色の作品にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
『宝石の国』1~11巻(2020.7.20現在)
市川春子 著
講談社/2013年~継続中/660円~
Cave of Books(2012):京都造形芸術大学内にある「本の洞窟」は、建築家・伊東豊雄さんが自身の「台中メトロポリタン・オペラハウス」の構造から着想を得た三次元の本棚。洞窟内には哲学から経済、アートまでBACHが選んだ幅広い分野の本に加え、学生、教員、訪れる方々お勧めの本を置く余白が設けられています。コンセプトは「育つ本棚」。
www.bach-inc.com