ナラティブ・アプローチで
患者との関係を捉えなおす
石垣靖子
医療におけるナラティブ・アプローチでは、医療サイドもしくは個としての医療者の「物語」だけにとらわれず、生活者としての患者の物語の存在を尊重し、想像し、受け入れ、対話することが大きな前提となります。この座談会では、看護師・医師・社会学者という専門家がそれぞれの職業を通じて関わる人々との「関係」を深く見つめなおすことを通して、ナラティブ・アプローチの実践が医療にもたらす意味を探ります。
北海道医療大学大学院
看護福祉学研究科客員教授
斎藤清二
富山大学保健管理センター長・教授
野口裕二
東京学芸大学教育学部教授
日本看護協会出版会
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