第一回:支援と表現活動のハザマから考えうること
第二回:地域福祉の実現に並走する美術館運営という「支援」―ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(社会福祉法人グロー)の実践から―
第三回:地域福祉の実現に並走する美術館運営という「支援」その2 ― ズラして笑う。開いて出会う。北岡賢剛の支援観から見えること ―
第四回:地域福祉の実現に並走する美術館運営という「支援」その3―「感性のひと」と「政策のひと」のハザマから。北岡賢剛の支援観から見えること―
>> アサダワタルより、読者の皆さまへ
第五回:地域福祉の実現に並走する美術館運営という「支援」その4 ― みんなの「居場所」となる展示会は、新たな地域福祉のカタチだ ―
第六回:病院から地域へ。精神看護と地域づくりのハザマから見えること。その1―カフェここいま(NPO法人kokoima)の実践から ―
第七回:病院から地域へ。精神看護と地域づくりのハザマから見えること。その2―カフェここいま(NPO法人kokoima)の実践から ―
第八回:病院から地域へ。精神看護と地域づくりのハザマから見えること。その3―カフェここいま(NPO法人kokoima)の実践から ―
第九回:病院から地域へ。精神看護と地域づくりのハザマから見えること。その4― 沖縄旅行と映画「オキナワへいこう」:支援者と表現者のまなざしの違いが生む豊かさについて(前編)―
new第十回:「空気」に言葉を与えること 言葉に頼らないこと―コロナ禍における障害福祉現場の「自粛」をめぐっての一報告―
アサダワタル
1979年生まれ。大阪出身・東京在住。文化活動家/アーティスト、文筆家、社会福祉法人愛成会品川地域連携推進室コミュニティ・アートディレクター。
音楽や執筆、文化事業やワークショップの企画演出を通じて、障害福祉やまちづくりなどさまざまなフィールドで市民参画型の文化活動を展開。また実践と並行して2016年に滋賀県立大学大学院環境科学研究科にて博士号(学術)取得。現在、東京大学大学院人文社会系研究科、京都精華大学全学共通プログラム非常勤講師、大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員。
著作に『住み開き増補版 もう一つのコミュニティづくり』(ちくま文庫)、『ホカツと家族 家族のカタチを探る旅』(平凡社)、『想起の音楽 表現・記憶・コミュニティ』(水曜社)、『コミュニティ難民のススメ 表現と仕事のハザマにあること』(木楽舎)、『アール・ブリュット アート 日本』(編著、平凡社)など多数。
これまで、数々のNPOや社会福祉法人と協同して、表現活動と支援(ケア)の関係性について実践と研究を重ねてきた。障害のある人々の表現をテーマにしたラジオ番組・KBS京都ラジオ「Glow 生きることが光になる」パーソナリティ、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA懇談会委員、NPO法人多様性と境界に関する対話と表現の研究所理事、NPO法人kokoima理事などを歴任。2019年より品川区立障害児者総合支援施設にてコミュニティ・アートディレクター(社会福祉法人愛成会所属)。ホームヘルパー2級取得者。