Nursing Today ブックレット 関連記事

「産後うつ?」を

見逃さない

── グレーゾーンの母親・父親へのケア ──

以前より産後うつは課題とされ、国は「妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援」をめざし、さまざまな支援事業を展開してきました。しかし未だ、妊娠・出産・育児に関する何らかの悩みを抱えているにもかかわらず、それらの支援の網からこぼれ落ちている母親・父親が存在します。

 

Nursing Todayブックレット・22 『「産後うつ?」を見逃さないでは、編著者の杉浦加菜子さんが運営するじょさんしONLINE(オンラインで妊産婦やそのパートナーから妊娠・出産・育児に関する相談に乗る)での相談内容や調査などから、「産後うつ一歩手前かも……」と感じる母親・父親に支援が届きにくい現状や、彼らの抱える問題とその支援のあり方について解説しています。

 

この記事では、産後うつグレーゾーンの母親・父親が今求める支援について、ブックレットでは書ききれなかった願いや思いを杉浦さんに記していただきます。

※この記事は同書をもとに構成しています。

関連書籍

Nursing Today ブックレット 22

「産後うつ?を見逃さな

杉浦加菜子・橋本敬子・江村和世 編 / 日本看護協会出版会

出産と育児をめぐるさまざまな問題に直面する母親・父親の実態と、支援が届きにくい現状を報告し、医療職をはじめ社会に求められる支援のあり方を考えます。

<目次>

  • 〈イントロダクション〉産後うつと診断されないグレーゾーンの母親・父親たち
  • 産後うつと診断されない母親・父親に支援が届きにくい現状
  • 医療職が継続的にかかわることの効果
  • 産後うつ一歩手前かもと感じる母親・父親の実態
  • 相談・調査等から見えてきた、求められる支援
  • Column①〈精神科医からのメッセージ〉“誰もとりこぼさない支援”をめざして
  • Column② 産前・産後に利用できる主な支援事業

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教養と看護 編集部のページ日本看護協会出版会

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