今年4月入職の新人ナースは1994～1996年にかけて生まれた世代が中心で、阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件は体験していません。あなたがジェネレーションギャップを感じてしまう、そんなときは本書を開いてみてください。「何のため、誰のため働くのか」「組織人としてのナースとは？」「何を期待されてその職場に配置されたのか教えるには？」「看護の仕事を通して看護師としての仕事を実感させよう」などの役立つコラムが満載です！何かアドバイスできるはず。

「報告・連絡・相談がないのでフォローできない」「モレやヌケが多いのに反省の態度がみられない」など、新人指導にはお悩みがつきもの。ついイライラしがちですが、そんなときこそ発想・行動転換のチャンス！ 本書は「そもそも、なぜそうなるのか？」「どんな考え方・行動が解決につながるのか？」を、よく遭遇する事例で具体的＆ロジカルに解説しており、新人指導の準備、日頃の指導場面の振り返り、よりポジティブで合理的な言動での指導に役立ちます！

新人の教育担当になったものの、「ジェネレーションギャップがありすぎる」「最近の若い子は理解できない」などと、つい思ってしまう人は案外多いのではないでしょうか。「ナースは自己評価が低い人が多いのですが、皆さんは今も十分立派にやっています。でも、ちょっとした知識と工夫で、自分らしさを生かしつつ、新人のモチベーションを向上させる効果的な教育を行うことができます」と著者は記しています。ぜひ自信をもって取り組んでみてください！