現代の看護の基礎を形づくったナイチンゲールの活躍と「戦争」は切り離せません。そして現在に至るまで、戦争がある場所には必ず看護師がいます。彼女や彼らは、かつて戦時下にどのような体験をし、いま世界各地の戦場で何を目にしているのでしょうか。戦争によって人々が受けた「傷」とはどのようなものなのでしょう。悲惨な現場で起きていることのほか、長い時間が経ったあとも癒えることなく、世代を超え社会の隅々に影を落とし続ける深い苦しみの実態について、当サイトの過去の記事から改めて考えてみたいと思います。
──編集部
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