編集部のオススメBOOKs  vol.23

病いで苦悩の状態にある人に

安楽をもたらす看護の技

「気持ちいい」体験を

現象学的視点から掘り下げる!

シリーズ【看護の知】

いかにして患者の

「気持ちいい」は

生まれるのか

著者:島田多佳子

●A5/232頁

●定価(本体2,800円+税)

2017年発行

978-4-8180-2062-7

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患者さんの身体を拭いているときに「あー気持ちいい」と言われ、うれしく思ったことがある人は多いのではないでしょうか。しかし「気持ちいい」体験は明確に説明することができないものであり、それゆえ看護師は漠然ととらえ、患者の視点で探求してきませんでした。本書は、患者の「気持ちいい」体験を本人の視点でとらえ直すことで、病いを生きている人にとって「気持ちいい」とはどのような意味をもつものなのか、解釈を試みた博士論文を書籍化したものです。

「自分の心身と向き合う時間」が

日々の生活に意味をもたらす

臨床瞑想法

心と身体がよみがえる4つのメソッド

編著:大下大圓

●B5/164頁

●定価(本体2,000円+税)

2016年発行

978-4-8180-1987-4

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瞑想は、誰でも、いつでも、どこででも始められます。本書では、医療・福祉・心理・教育・宗教など、対人援助の現場で活用する瞑想を【臨床瞑想法】と名づけ、療養中の方をリードして行う瞑想法も具体的に紹介。4つのメソッド=「ゆるめる瞑想(集中・緩和)」「みつめる瞑想(観察・洞察)」「たかめる瞑想(生成・促進)」「ゆだねる瞑想(統合・融合)」を、病む人の状態に合わせて取り入れた事例も豊富に掲載しています。ぜひご活用ください。

 

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患者・利用者さんの心と身体をやさしく癒す

ケアを知っていますか?

はじめての

タクティールケア

手で“触れて”痛み・苦しみを緩和する

総監修:木本明恵

●A4変型/128頁

●定価(本体2,000円+税)

2016年発行

978-4-8180-2031-3

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両手でやさしく背中や手足に触れて、ゆっくりとした動きで撫でる「タクティールケア」。あらゆる人を心地よくさせるこのケアでは、不安感やストレス軽減に役立つホルモン・オキシトシンの分泌が促されることがわかっています。まさに患者・利用者さんにリラックスしてもらうための「タクティールケア」の方法を本書では詳しく解説。豊富な写真も掲載されていて、見よう見まねで始めることも可能です。あなたも患者さん・利用者さんのためにチャレンジしてみませんか?

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看護ならではの「手」の技で、

患者さんに快をもたらす!

ナーシングマッサージ入門

日々のケアにプラスして患者の安楽性を促す

編集:看護における指圧マッサージ研究会

小板橋喜久代、河内香久子、福田彩子

●B5変型/160頁

●定価(本体2,400円+税)

2016年発行

978-4-8180-1998-0

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看護職は、患者さんに手を使って触れて、確かめて、癒すことのできる職業です。触れる技にはいろいろありますが、本書では東洋医学の指圧手技を用いたマッサージを紹介しています。患者さんの苦痛を減らし、気持ちよさを感じてもらえるように手を使うこと――何気ないケアですが、効果的に行うのはなかなか難しいものです。ツボの押し方やさすり方など、マッサージのコツを習得して、患者さんの「快」を促すケアを実現してください。

日本看護協会出版会

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