考えることの自由 大阪大学コミュニケーションデザイン・センター

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後 編

中岡 成文(哲学) × 池田 光穂(文化人類学) × 西村 ユミ(看護学)

前編では、ディスコミュニケーションが持つ創造性の話題を切り口に、分野を超えたり自分という枠組みをはみ出すことの面白さと難しさについて、興味深いエピソードを語り合っていただきました。後編ではそこからさらに自分たちが忌避したりタブーとしていることに敢えて目を向け、議論に乗せることの意義について話が及びます……。

[1] 自分たちの「語り口」から逃れる

「看護職の立場からすると、患者さんがロボットである可能性を考えるだけでも、それはヒューマニスティックではないと思うわけです」── 中岡

[2]高齢者の問題を自分の行く末

[2]として考えられるか

「90歳を超えても侵襲性が高い手術を行うことに医療者自身も躊躇を感じることはある」── 西村

[3]新しい時代の学びと教育

「長い間苦労しながら試行錯誤してきたことが一発で覆されるような、逆転サヨナラ満塁ホームランを打たれることもあるし、そうなったらむしろ祝福すべきなんだ」── 池田

教養と看護 編集部のページ日本看護協会出版会

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