日本看護協会(JNA)およびその会員、そして私自身より、2011年3月11日、本邦を襲った大災害に対する皆様のお見舞いのメッセージに対して、心より御礼申し上げます。こうした困難な状況あって、皆様からのお心のこもった言葉に、大変力づけられております。
多くの皆様にご心配いただいておりますが、日本看護協会は難を逃れ、役職員一同、無事で活動をしております。本会では災害の発生直後より対策本部を設け、来週にも現地に災害看護の知識と技能をもつ看護職を派遣すべく、現在準備を進めているところです。これらのナースは、現地の看護職を支援しながら、病院や避難所で被災者の方々のケアを行うことになっております。
これまでに類を見ない大災害ではありますが、JNAと日本の看護職は、ともに英知と力を結集して、ケアを必要とする人々および、支援を必要とする看護職のために、全力を尽くしたいと思います。
一日も早く、被災された方々やそれを支える方々が平安を取り戻し、現地の復興がはかられますことを強く願っております。
最後になりますが、改めて、貴方様および貴協会の皆様のお気持ちに深謝申し上げます。
2011年3月17日
日本看護協会会長 久常 節子