「このような悲惨な時にあって、皆様がどれほどお忙しく心身をすり減らし、無理をなさっているか、よくわかります。しかし私を始め数多くの看護職が皆様のことを思っていることをお知らせしたいと思います。テレビの映像はこの世のものとは思えず、ご家族やお仲間、地域の社会を失われた皆様のお気持ちは、私の想像をはるかに超えるものです。
日本の看護職と日本看護協会の力と専門性が、今ほど試されている時はありません。そして今、皆様は嘆きと悲しみに沈んでおられるでしょうが、最後には、傷を負った人々を助け、人々の生活とコミュニティの再建を支えることになるでしょう。
皆様はこれまでにも多くの困難に立ち向かっておいでです。私は皆様に全幅の信頼を置いております。多くの人々の思いと祈りが皆様とともにあることを、お心に留めていただければ幸いです。心より。
(Judith A. Oultonさん:国際看護師協会前専務理事、3月15日)