「東北地方を襲った強い地震と、日本の東沿岸を襲った津波により多くの人命が奪われ、器物建物が損壊されましたことに対して、お見舞いを申し上げます。タイ看護師協会を代表し、親愛なる日本の友人がこのようなひどい状況に襲われたことに、大いに心を痛めております。


この悲劇的な出来事は日本に大変な被害をもたらしたことでしょう。さまざまな宗派の宗教家が礼拝を行い、この自然災害の犠牲者に祈りを捧げています。私たちも犠牲者とご家族に対し、お見舞いを申し上げるとともに、祈りを捧げます。今は犠牲者を追悼することが最も重要ですが、同時に残されたご家族や、被災された方々に対して支援の手を差し伸べたいと思います。


日本の看護職の中にも、ご自身や親族が被災されている方がおいでのことと存じます。また、救急部やICU、外傷治療部、手術部などで働かれている方は、怪我をされたり、難を逃れた人々やそのご家族など少なくとも2,000人以上の被災者へ支援をされていることと思います。災害の発生後、その回復期はさまざまな段階を経由し、復旧・復興には時間がかかるでしょう。


この初期段階において、タイの全看護職を代表し、タイ看護師協会は日本の看護職および被災者、家族への支援活動に対し、JNAに義援金をお送りしたいと考えております。この災害に関してタイ看護師協会がご支援できることがあれば、ご連絡をいただけますと幸いです。心よりのお見舞いとともに」


(Ankana Sriyapornさん:タイ看護師協会会長、3月15日)

http://jnapcdc.com/info02/mos/top.html