「大規模な地震と津波により、日本が直面なさっている喪失に対して心よりお見舞い申し上げます。日本から届く映像を拝見すると、今後数年にわたり、皆様のお国において多くの人命が失われ、資産が損壊されるであろうことは想像に難くありません。


一方、皆様のお国において、こうした自然災害への備えが十分に行われていることに深く敬意を表します。精緻な建築基準法や緊急対策プロトコルによって、被害が最小に留められたと言えるでしょう。災害対策分野で高名な専門家である南裕子氏は、2004年にインドネシアやアジア諸国の沿岸を襲った津波の後、ICNの会議で日本の災害対策について話をされています。


こうした状況下にあって、保健医療専門職には保健医療サービスの提供、人々への相談、ケアの提供が求められることを、私たちは看護職として十分に認識しています。久常会長および日本の看護職の方々、その他の皆様の勇気と能力によって、この困難な時期は必ずや乗り越えられるものと信じています。私たちのお見舞いを、日本看護協会会員の皆様と協会役職員の皆様にお伝えください」


(Judith Shamianさん:カナダ看護師協会会長、Rachel Bardさん:専務理事、3月17日)

http://jnapcdc.com/info02/mos/top.html

Judith Sharmian会長

Rachel Bard専務理事