アクティブラーニング ── 教育の質的変化とその背景

新 連 載

考えること、学ぶこと

はじめに:この連載について

 

看護分野でも「アクティブラーニング」ということばを聞く機会が多くなってきました。大学進学率の高まりに伴う「教育の大衆化」によって、従来の知識伝達型学習に限界が見られ始めていることや、グローバル化する社会が求める人材育成の要請といったものが、いま「明治維新以来」とも言われる、学校教育の大きな変革をもたらそうとしています。

 

この連載ではそうした教育分野の視点から、アクティブラーニングをめぐる動向を詳しくご紹介していきます。

第1回「パラダイムチェンジとしてのアクティブラーニング」

第2回「アクティブラーニングが求められる背景とその効果」

第3回「大学や高校教育で効果を上げているアクティブラーニング」

第4回「アクティブラーニングが社会と学校をつなぐ」 <最終回>

執筆:友野伸一郎(ともの・しんいちろう)

教育ジャーナリスト。東京外国語大学フランス語学科卒業。2006年より河合塾大学教育力調査プロジェクトに参加し、教養教育、初年次教育、アクティブラーニング等の調査に取り組む(現在も継続中)。著書に『対決!大学の教育力』(朝日新書)、『眠れる巨象が目を覚ます』(東洋経済新報社)などがある。

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