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科研費「医療現象学の新たな構築」プロジェクト
第10回「医療現象学」研究会
◉日 時:2018年10月14日(日)13:30~17:30
◉場 所:大阪大学豊中キャンパス スチューデントコモンズ セミナー室B
>> 地図
◉主 催:科研費プロジェクト「医療現象学の新たな構築」(代表:榊原哲也)
◉プログラム:
13:30~13:40 開会の辞
13:40~15:30 山本則子氏(東京大学)
「ケア実践の事例研究のとりくみ:難治褥瘡を持つ療養者に対する
訪問看護の事例」
15:40~17:30 守田美奈子氏(日本赤十字看護大学)
「腹膜透析療法を受ける患者と家族の経験」
◉その他:
・事前申込不要、参加費無料です
・研究会終了後、懇親会を予定しています(懇親会費あり)
◉問い合せ先:
東京大学大学院人文社会系研究科哲学研究室
Tel. 03-5841-3739
E-mail: doxa (at) l.u-tokyo.ac.jp
>> 第1回のメインプログラム(対談)の内容をこちらで紹介しています。
「医療現象学」研究会について
○主催:科学研究費補助金「医療現象学の新たな構築」(基盤研究[B]、平成28年度~平成30年度)
○研究メンバー
研究代表者:榊原哲也(東京大学・哲学)
研究分担者:(五十音順・敬称略)
小林道太郎(大阪医科大学・哲学)
近田真美子(福井医療大学・看護学)
孫大輔(東京大学・医学)
西村高宏(福井大学・臨床哲学)
西村ユミ(首都大学東京・看護学)
野間俊一(京都大学・医学)
福田俊子(聖隷クリストファー大学・社会福祉学)
村上靖彦(大阪大学・哲学)
守田美奈子(日本赤十字看護大学・看護学)
山本則子(東京大学・看護学)
和田渡(阪南大学・哲学) 計12名
○これまでの「医療現象学」研究会
<第1回:2016年8月2日@東京大学本郷キャンパス>
西村ユミ「現象学の側面的普遍と看護実践という対話」
村上靖彦「看護における出来事との出会い方と行為」
対談:西村ユミ × 村上靖彦「ケアの現場から立ち上げる現象学」▶▶
<第2回:2016年12月4日@大阪大学豊中キャンパス>
小林道太郎「〈思い〉を大切にする:ある教育担当看護師の語りから」
杉林稔(愛仁会高槻病院)「私はどのようにして精神科医であるのか
―ナイーブな自伝の試み―」
<第3回:2017年1月8日@日本赤十字看護大学>
山本則子「看護の事例研究に求められる要件を、現象学を手掛かりに
考察する」
守田美奈子「透析療法を受ける患者の経験」
<第4回:2017年4月2日@東京大学本郷キャンパス>
福田俊子「ソーシャルワーカーの自己生成過程における専門的自己の
構築と解体」
山口育子「27年間の活動と患者が医療に望むこと」
<第5回:2017年7月2日@大阪大学吹田キャンパス>
近田真美子「支援の意味―重度の精神障がい者の地域生活を支える
看護実践から(第5報)」
孫大輔「医師が在宅看取りに接するとき」
<第6回:2017年10月8日@東京大学本郷キャンパス>
西村高宏「医療現場に「哲学的対話実践」を挿し込む」
野間俊一「自覚的現象学の可能性~その理論的妥当性についての考察と
摂食障害者への適用の試み」
<第7回:2018年1月21日@大阪大学豊中キャンパス>
榊原哲也「医療現象学の目指すもの」
高山義浩「病院に求められる地域包括ケアシステムとの連携」
<第8回:2018年4月22日@東京大学本郷キャンパス>
和田渡「老いることと医療―現象学的老人存在論の一面」
孫大輔「〈対話〉のさまざまな形と医療における可能性」
<第9回:2018年7月29日@日本赤十字看護大学 広尾キャンパス>
近田真美子「その人を理解する―重度の精神障がい者への
多職種アウトリーチ支援における現象学的研究―」
鷹田佳典「患者の死をめぐる小児科医の実践を読み解く」